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現在成長期な人気者 ヴァイキンマンへのコメント あんぱんまん -- 名無しさん (2008-04-05 06 43 54) ヴァイセクシャル -- 名無しさん (2008-04-09 01 49 26) きもてぃ・・・ -- 名無しさん (2008-04-24 00 53 06) ヴァイシャルハラスメント -- 名無しさん (2008-04-24 01 00 50) ↑ これはない -- 名無しさん (2008-04-24 01 02 39) 究極のエロス -- 名無しさん (2008-05-15 13 33 17) ( ^ω^) -- アンダーソン (2008-05-16 12 30 23) ヴァイシャルハラスメントwwwwwww -- 柊あんり (2008-07-09 16 51 58) アッー! -- ヴァイ (2008-07-11 00 28 51) 今晩セックスしよう。札幌駅北口のトイレで。 -- 追悼記念 (2015-12-15 14 10 45) おるぁもういないと思って油断しただるぉ!?ケツ出せよぶち犯すぞゴラァ嬉しいだるうるぉ!? -- ヴァイ (2015-12-15 15 04 41) @#!w -- 名無しさん (2020-01-14 03 50 24) おーーーーい!@#!ww -- 名無しさん (2020-09-13 05 32 01) 女の子あつまれ~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- ヴァイ (2020-09-14 03 36 48) 名前 コメント
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マー・ムー:楽しいのりもの1 攻略 合計40+12枚 上級00枚 下級19枚 エクスプレスロイド×3 サブマリンロイド×3 スチームロイド×3 ステルスロイド×2 トラックロイド×2 ドリルロイド×3 ジャイロイド×3 魔法17枚 エネミーコントローラー×2 サイクロン×2 収縮×2 貪欲な壺 パワーボンド×2 ビークロイド・コネクション・ゾーン×3 機甲部隊の最前線×2 未来融合-フューチャー・フュージョン 融合 リミッター解除(D) 罠04枚 スーパーチャージ×2 聖なるバリア-ミラーフォース-(D) リビングデッドの呼び声(D) エクストラ12枚 極戦機王ヴァルバロイド×3 スーパービークロイド-ステルス・ユニオン×3 スーパービークロイド-ジャンボドリル×3 スチームジャイロイド×3
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世界樹コスモプラント R 自然 コスト7 進化クリーチャー:ツリーフォーク 9000 ■マナ進化-自分のマナゾーンにある自然のクリーチャーを1枚選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 ■自分のヴァイス・ラウネスを召喚するコストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1以下にはならない。 ■自分のヴァイス・ラウネスをバトルゾーンに出したとき、カードを1枚引いてもよい。 ■W・ブレイカー (F)かつて法の管理者が、星の世界から地上を捌くために生み出した、小さな衛星ほどもある巨大な樹。決して恵まれてはいないが安全なこの地を、「種」は球根の人達に与えた。 作者:ペケ ヴァイス・ラウネスサポート でもこの弾ではまだ出ないのだ( 収録 群奏編(レギオ・シンフォニア)序章~夢幻夜の星空(エンドレス・ライラ)~ 評価 名前 コメント -
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○名前:エルフレッド・ハートリー ○出典:『ヴァイス・ヴァルキュリア』 ○年齢:17歳 ○身長:162㎝ 体重:50㎏ 3サイズ:82/58/83 ○外見: 癖毛がちなショートカットで前髪を右側だけ伸ばしている。両耳にピアスをしている。 普段は金髪翠眼で能力発動時は銀髪灰眼。 ○設定: 【本編】 極東方面軍第404部隊所属のヴァイス。スコットランド系の17歳。 13歳の時にノワールの侵攻で軍医だった両親を喪い、姉と妹と共にヴァイスに志願した。 それから3年間で姉妹を含む同僚全員を喪くし、ノワールへの殺意を支えに戦い続けている。 殺意に囚われ、味方の死を恐れ、悲壮で献身的な外面を取り繕う頑なで自罰的な出撃狂。 前線育ちで軍の雰囲気に慣れ過ぎ、軍人的な厳しさを嫌がり戦闘中以外は緊張感がない。 感情のコントロールが得意で切り替えが早く、良くも悪くも何でも自己解決する性格。 口調は中性的で柔らかく誰にでもフラットに接し、基本人に甘いが嫌な事は我慢しない。 ある程度の医療知識があり、応急処置が得意で怪我をさせるのはもっと得意。 特技は体操、家事全般。趣味はガーデニング。 戦いの終結後は衛生士官として軍に再入隊し、両親と同じ軍医の道を選ぶ。 僅かに残った能力で仲間達の戦いに協力しつつ、救命医として命の最前線に赴く多忙な日々を送る。 【フィルミーユの岬】 ノワールとの戦いの終結後、軍医を目指して研修中の18歳手前。 岬へはある朝目を覚ますと普段の通勤姿で迷い込んでいた。 無茶をするのは相変わらずだが、将来の目標に意識が向いているため内面は落ち着いている。 【戦闘方法】 ヴァイス能力は『ガランサス・ニヴァリス』。糸状に分解して自在に変形・起爆出来る翼。 身のこなしが軽く武器の扱いに長け、標的の不意をついて仕留める技量に優れる。 戦闘中は冷静で周到だが、成果を優先するあまり自身の負担には無頓着である。 【スキル】 ガランサス・ニヴァリス:背中から生える無機質な翼。飛行は出来ず量も使えないが破壊力は健在。 医 学:救急医療の初歩の知識。精密作業に適したヴァイス能力とシナジーを発揮する。 鋼の精神:何事にも動じない精神力。彼女の場合は感情を制御し戦闘に最適化することに長ける。 【仮想能力】 STR:3 DEX:8 VIT:4 INT:3 MND:5 AGI:7 LUC:6 ○性経験:陵辱経験あり
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エーデルヴァイスシリーズの登場人物 本項目では、エーデルヴァイスシリーズに登場する部隊と、それに所属する人物たちについての解説を行う。 1 「ノアの箱舟」新世界連合特別編成軍第二特務戦闘部隊(月面殴り込み艦隊)ストライカーサイオン・エンデ クリマール・エンデ 技術試験部隊フォックスハウル 技術試験部隊ウルフノーツアラン・ルドウィク 技術試験部隊バーズテイル 2 新世界連合・銀河連邦(地球勢力)新世界連合統合地球軍第六師団第十二戦闘部隊天魔(テンマ)相沢祐太郎 新世界連合統合地球軍第一師団第六戦闘部隊ザナドゥジャック・バルカン 新世界連合統合地球軍第一師団第十二戦闘部隊ドラゴンスレイヤーカルロス・アンファンス 新世界連合統合地球軍第一師団第三十四戦闘部隊ソーサリアンケヴィン・オライオン アングリフ・ウィーラー 新世界連合統合地球軍第一師団第五十六戦闘部隊イースベロボーグ・イーサン・ハインスキー ユリウス・キサラギ・スヴェンクルス アルナイヤ・クイン キース・ハウンゼン 銀河連邦統合地球軍第四師団第四戦闘部隊ヘルツォークミハエル・グラズノフ 新世界連合統合地球軍第一師団第一軍楽隊テンペストタリカン・ハーヴィー 3 アルマリオン帝国、アルマリオン共和国アルマリオン帝国残党部隊正十字 4 反政府組織イクリプス第一戦闘隊ヒュペリオンフェヴナン・ヴァネット 1 「ノアの箱舟」 新世界連合特別編成軍第二特務戦闘部隊(月面殴り込み艦隊)ストライカー 第二次月蝕戦争下において圧倒的劣勢に立たされた新世界連合側は、箱舟計画により生み出されたテロメア・ドライブを中心とした特務戦闘部隊を結成、大規模な反抗作戦に打って出た。 当時の最強最新鋭の機体であるエーデルヴァイスを配備されたストライカーは幾つか結成された特務部隊の中でも最も重要な役割を担っており、結果として月面のアルマリオン帝国本国に討ち入ることに成功、戦争を終結へと導いた。 鳴り物入りで運用されたストライカーだが、エーデルヴァイスの他には新世界連合産の通常戦力しか有していなかった(ただし、母艦シド・ビシャスには高出力エーテル砲の搭載などの独自改造が施されていた)。つまり、実質エーデルヴァイスだけが頼りだったにも関わらず、数々の戦場で獅子奮迅の活躍をしてきたその活躍はまさに英雄と呼ばれるに相応しいものである。 特に、アルマリオン最終防衛宙域「アルファIII」の戦闘では「一つの戦場でのキルスコア」でいまだ塗り替えられることの無い108機(部隊合計の記録だが、エーデルヴァイス単機で9割を稼いでいる)という記録を打ち立てたことが後の世にも語り継がれている。 余談になるが、「特務戦闘部隊」と銘打たれていても、彼らはあくまで「技術試験部隊」(文字通り「ノアの箱舟」お抱えの新機体試験運用隊)の延長としての性格が強い。 サイオン・エンデ 戦死した父の任務を継いでエーデルヴァイスのパイロットになった少年。父親譲りのセンスに加え、生まれ持っての眼の良さを兼ね備えており、アルマリオン帝国との戦いとその後のニューロフォビア戦(ライトニング作戦)で戦略的に大きな役割を担った。 同作戦の成功により軍部では「英雄」の二つ名で呼ばれるようになるが、その後の消息は不明。一説では、軍を辞め民間の旅行会社へと転職したとの噂も。 『エーデルヴァイス』本編開始時の階級は少尉。 クリマール・エンデ エーデルヴァイスの初代テストパイロット。アルマリオン帝国の奇襲により戦死。「剛神」の二つ名を持つ優秀なパイロットだった。最終階級は中佐(戦死後准将に処された)。 技術試験部隊フォックスハウル 箱舟計画の新型機NX-8ベルセルクの運用、およびスーパーノヴァ作戦遂行のために結成された試験部隊。 超巨大ニューロフォビア「ガンダルヴァ」と刺し違え全滅したが、同部隊が遺した戦闘データは後の新世界連合のテロメア・ドライブ開発に大きなフィードバックをもたらした。 技術試験部隊ウルフノーツ 箱舟計画の新型機NX-11の運用、およびアルマリオン帝国残党部隊「正十字」の追撃任務に命ぜられた試験部隊。元々軍部のエースが引き抜かれる形で結成されることの多い技術試験部隊の中でも特にトップエースの集まりとして知られており、正十字隊、およびその影に暗躍する勢力相手に素晴らしい戦果を挙げた。 しかし、箱舟計画の機密情報に触れてしまったことから全員が処分されるという末路を辿ることになる。 アラン・ルドウィク 元新世界連合軍のエースパイロット。その腕を買われ、「ノアの箱舟」の技術試験部隊に転属された。 技術試験部隊バーズテイル 箱舟計画の新型機NX-12の運用、およびラグナロク作戦遂行のために結成された試験部隊。 隊長=プレイヤーは「バーズテイル1」とだけ呼ばれ、本名や経歴は一切不詳。 2 新世界連合・銀河連邦(地球勢力) 前提として、新世界連合軍、および銀河連邦軍(作中の時代では陸海空という軍隊の区分けは存在しない。統合地球軍と宇宙方面軍に分かれる)は大きく分けて七つの師団から形成されている。その内訳は「第一:南北アメリカ方面、第二:ヨーロッパ方面、第三:アフリカ方面、第四:ロシア方面、第五:西アジア方面、第六:東アジア方面、第七:オーストラリア方面」となっており、その中で更に第~戦闘部隊という単位で運用されることになる。 新世界連合統合地球軍第六師団第十二戦闘部隊天魔(テンマ) 日本で最も優秀とされる戦闘部隊。隊長は日本人の相沢祐太郎(あいざわ・ゆうたろう)大佐。 日本方面軍の慣習として、プロパガンダや技術アピールなどのために一部の例外を除いて部隊には常に最新鋭の日本産テロメア・ドライブ(TEN-JINシリーズ)が与えられることになっているが、祐太郎は特別なカスタマイズを施したTEN-JIN1(覇天)に搭乗し続けている。これにはTENJIN-1SSの形式番号が割り振られており、覇天改、もしくは「ハンター」と呼ばれている。 相沢祐太郎 天魔隊隊長を務める青年。若くして連合軍最高の栄誉と言われる黒歴十字勲章を授与されていることからも分かるとおり、この時代最高のエースの一人としてよく知られている。 「ノアの箱舟」からの引き抜き要請も再三に渡り行われてきたが、破格の待遇を示されても彼の意思は変わらず、ニューロフォビア撃退戦で部下を守りその命を落とすまで生涯を統合地球軍の一員として過ごした。 新世界連合統合地球軍第一師団第六戦闘部隊ザナドゥ 隊長はジャック・バルカン中佐。稲妻のペイントが特徴的な8機のF-203FSで編成されており、スーパークルーズ性能を活かした一撃離脱の電撃戦を得意とした。 超音速飛行を行なう際の勝手の違いからとかく事故率が高く、「アローブレイク計画の失敗作」とまで言われたF-203FSを実戦レベルで運用してみせたのは彼らが初めてで、同機の再評価と共に後年「バルカン戦法」の名称で戦技教本にも記載されることになる。 対ニューロフォビア戦のみならず対人戦でも猛威を振るったこの戦法を買われ、銀河連邦発足とほぼ同時にウェルギリウス社の専属テスト部隊として引き抜かれる。のちの人類武装戦線のテロにも荷担したが、その後の消息は不明。 部隊名の由来は日本ファルコム制作のPCゲーム(なお、第一師団所属の戦闘部隊は全てこの由来に沿う)。 ジャック・バルカン 酒と戦闘機を愛し、何より部下を大事にする「理想の戦隊長ランキング第2位」の男(銀河連邦軍パイロット名鑑2106年度版より)。 ウェルギリウス社に引き抜かれてからもザナドゥ隊の面々を一人も死なすことなく任務を全うしていたが、ラグナロク作戦の最中に隊員諸共歴史の表舞台から姿を消した。 外伝『Etherbound I』において、主人公アングリフの危機を幾度も救うオイシイ役どころで初登場。『Ether-weiss V -OPERATION RAGNAROK-』』ではゲーム中盤の強敵としてプレイヤーの前に立ち塞がる。 新世界連合統合地球軍第一師団第十二戦闘部隊ドラゴンスレイヤー 隊長はカルロス・アンファンス少佐。竜と剣の紋章が描かれた4機のF-202[Sword]で編成されている。 NX-8の実証データを色濃く反映した接近戦重視機体であるF-202の発展系、更に尖ったチューニングを施したF-202[Sword]を運用していることから分かるとおり、操縦技術・練度共に一級のパイロットが揃った部隊として知られる。その分戦死率も高いことで有名だが、欠員が出る度命知らずの民間ドライバーの引き抜きを積極的に行なっていることから「死にたがりの集まり」と揶揄されることも。 カルロス・アンファンス 連合軍内で腕利きのパイロットとして羨望の眼差しを受けるトップエースの一人だが、あまりにも部下を死なせまくることから昇格と降格を繰り返した結果、現在は少佐の座に収まっている。 主人公のライバル部隊として『Etherbound I』に登場。新世界連合を脱退後、テロ組織「グラナダ」に加担し、戦闘の中で壮絶な最期を遂げる。 新世界連合統合地球軍第一師団第三十四戦闘部隊ソーサリアン 隊長はケヴィン・オライオン中佐。星空の文様が描かれた4機のF-201で編成されている(後にF-205に乗り換える)。 上官とのウマが合わずに捨駒としての扱いを受けることが多い彼らソーサリアン隊は、それだけに多くの死線を潜ってきたベテラン戦闘部隊である。卓越したケヴィンの指揮能力は第一師団の中でも有数のもので、彼なくしてソーサリアン隊の存続はなかったと言われている……が、同時に、ケヴィンの上下意識のなさ故に隊がぞんざいに扱われているという面もあり、彼の軍人としての総合評価は低めに収まっている。 ケヴィン・オライオン ソーサリアン隊隊長。階級は中佐。斜に構えてはいるが、実際には感情表現が下手なだけらしい。部下からの信頼は厚く、部隊内の結束は堅い。 ニューロフォビアとの決戦で瀕死の重傷を負い、指揮権をアングリフに委ねる。入隊当初は頼りなかったアングリフの成長をその目に焼きつけ、死亡。 アングリフ・ウィーラー 『Etherbound I』の主人公。物語開始当初は予備人員としてソーサリアン隊に配属されていたが、前任の四番機が戦死してから入れ替えの形で正式入隊。 周囲からは一歩劣る操縦技術を持ち前の動体視力とセンスで補い、毎度ズタボロになりながらも数々の戦場を渡り歩いていく。 最終的にはケヴィンからソーサリアン隊の指揮権を継ぎ、二代目隊長として『Etherbound IV』に再登場。上官への態度までケヴィンから引き継いでしまったらしく、いつも通り捨て駒としてエバーグリーン作戦に参加していた。 最終的な乗機はXF-205で、超高コストゆえ非常に限られた数しか配備されなかったこの機体を運用していたことからも分かるように、その実力を認められてはいたようだ。 新世界連合統合地球軍第一師団第五十六戦闘部隊イース 隊長はベロボーグ・イーサン・ハインスキー大尉。女神をモチーフにしたエンブレムが描かれた四機のXF-300で編成された外人部隊。 激化するニューロフォビア戦線における慢性的な戦力不足により立ち上がった、民間人のテロメア・ドライブ乗りを積極的に起用した多国籍傭兵部隊の編成計画。イース隊はその栄えある第一号で、その所属こそアメリカ方面軍(第一師団)となってはいるが状況に応じて宇宙などでも戦闘を行う。 XF-300は既存の第七世代戦闘機に空間制圧能力を搭載した「第七半世代戦闘機」のテストベッドで、その開発経緯の裏には「ノアの箱舟」と統合地球軍の確執が見え隠れする。 外伝『Etherbound II』で物語の中心となる部隊である。続編『Etherbound III』にも登場、対ニューロフォビア戦闘の経験を活かし『III』主人公の良きアドバイザーとして活躍した。 のちに銀河連邦統合地球軍第一師団第三特殊戦闘部隊付けとなる。 ベロボーグ・イーサン・ハインスキー イース隊隊長。元ジャンク屋で、月面都市ルブラン・マージュの闘機場ではチャンピオンとしてその名を馳せていた。 面倒見のいい性格で、若さゆえにぶつかり合いがちな隊の面々を父親的な視点で見守り、育てていく。 『Etherbound II』の中盤、太陽系踏破計画の旗艦「タローマティ」にニューロフォビアが寄生した虚無生命体との交戦の際、これに特攻し戦死。 ユリウス・キサラギ・スヴェンクルス イース隊二番機。ベロボーグの死後、戦闘への恐怖症を患い部隊を抜け出すも、のちに彼の遺言に従い隊長の座を引き継ぐ。 元々はテロメア・ドライブを用いたレース競技「ハイ・チューブ」のスター選手であり、地球軍に引き抜かれてからもすぐに優秀なパイロットとして頭角を現した。 直情的な性格なのが欠点で、しばしば自らの力を過信してしまう癖がある。しかし、前隊長の死とその克服を経てからは精神的に大きな成長が見られた。 アルナイヤ・クイン イース隊三番機。女性。劇中の愛称は「アルン」。読書からは「ナイアルヨ」「あるあ……ねーよwwwさん」等と呼ばれることが多い。 若くしてハイ・チューブの女性チャンプに輝くほどの操縦テクニックを持っており、同じくハイ・チューブ経由で引き抜かれた経歴を持つユリウスには強い対抗心を剥き出しにする(同時に、彼のことを高く評価してもいる)。 戦いを通じて次第にユリウスに惹かれるようになり、彼の隊脱走後は軍部にそのことが知られぬよう手を尽くした。ユリウス帰還後の新生イース隊では二番機を勤め、その名を地球軍中に轟かせた。 退役後、ユリウスと結ばれる。 キース・ハウンゼン 脇役。解説役。親友役。などなど、便利な役どころのキャラ。 アルンに惚れていたが最終的には身を引き、ユリウスとアルンの結婚式の際には仲人役を買って出た。いい奴。 銀河連邦統合地球軍第四師団第四戦闘部隊ヘルツォーク 隊長はミハエル・グラズノフ大佐。六機のF-201(のちにXF-300)で編成されており、隊長機のみ射撃戦に特化したカスタマイズが施されている(乗換えを経て、ノスフェラトゥ→ノスフェラトゥ改へと名前を変える)。 密かに地球へと侵入し繁殖を続けるニューロフォビアを狩り立てるための専門部隊で、同じ戦場に立った部隊が必ず壊滅することから「吸血部隊」の仇名でも知られる(実際には味方殺しのように言われる所以は無く、過酷なニューロフォビア戦線を生き残るだけの腕をもつ部隊が第四師団では彼らに少ないことが原因である)。 『Etherbound III』で物語の中心となる部隊。ロシアの厳しい環境下、極限状態での対ニューロフォビア戦は隊員たちの精神を確実に蝕んでいく。彼らが迎える結末とは……。 ミハエル・グラズノフ 新世界連合統合地球軍第一師団第一軍楽隊テンペスト 隊長はタリカン・ハーヴィー大佐。六機のF-202JFで編成されたパフォーマンス部隊である(この時代の軍楽隊はテロメア・ドライブを用いた民間向けのパフォーマンス任務を総合的に任されている)。 テロメア・ドライブで曲芸飛行をやらせれば右に出るものはいないと言われる熟練の部隊で、「テロメア・ドライブは戦争の道具ではない」という新世界連合にとって命題とも言える認識を体現するかのような華やかさでもって、民衆から絶大なる人気を得ている。 部隊名の由来は1981年にATARI社から発売されたシューティングゲーム(軍楽隊の部隊名は全て音楽に関係したビデオゲームに由来する)。 タリカン・ハーヴィー 元々は「斬鉄」の二つ名を持つエースパイロットとして戦場の空を飛んでいたが、とある武装テロ組織との戦闘中、年端も行かぬ子供が操縦するテロメア・ドライブと交戦、これを撃墜。特攻仕様のテロメア・ドライブを止めることは彼でなくとも不可能だったとは言え、戦うことの意味を考え直すために除隊までも考えるほどに思い悩んだ。 結果として彼が選んだ道は、「軍楽隊への転向」だった。銃を向け合う方法以外でも、人類の未来のため戦うことが出来る……そのことを証明するために。 外伝『Etherbound II』に登場し、主人公ユリウスが軽度のシェルショックに陥り部隊を離れた際、彼を諭す役割を担う。 「俺だって同じだ。俺たちはちょっとばかし、臆病なだけなのさ」「それでも俺は、テロメア・ドライブに乗りたい。人類のために、何より自分のために」 3 アルマリオン帝国、アルマリオン共和国 アルマリオン帝国残党部隊正十字 部隊名は正式な名称ではなく、自称に近い。 4 反政府組織 イクリプス第一戦闘隊ヒュペリオン 月面テロを引き起こしたイクリプスは、所有する500機のテロメア・ドライブを中心として部隊を大きく六つに分けた。 第一戦闘隊ヒュペリオンはイクリプスの本拠地である月面都市ルブラン・マージュ防衛を主目的とした最終決戦部隊で、月面テロの首謀者フェヴナン・ヴァネットが率いるイクリプス最強の戦闘隊である。 フェヴナン・ヴァネットの駆る専用カスタム機ミストレスをはじめ、通常運用が困難な巨大決戦兵器など、強大な戦力を多数有する。 フェヴナン・ヴァネット 元は新世界連合軍の一員として月面を守備していた部隊の一員。アステリアンとして生を受けたことが密かなコンプレックスとなっており、そのコンプレックスが彼を凶行に駆り立てた。 SF作品を愛読しており、テロメア・ドライブを用いた大反逆作戦という誰もが考えつつも実践しなかった行為の成功を絶対のものと確信していた。 .
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1 機動六課の主任医務官、職員からはシャマル先生と呼ばれるのがいまの私。 主任を拝命する身としては、不謹慎な言い方だけれどあまり忙しくなって欲しくない職場だ。 ここが忙しくなる時はほとんど悪い事が起こったときなのだから。 医務室のデスクで書類整理をしながら、隠れて練習している料理の事を考えていた。 自分では中々に美味しいと思うのだけれど、試食をした部下達は数日青い顔をしながら胃薬を服用していたし はやてちゃんは「あっ!急ぎの仕事があったんやっ!!悪いけどまた今度な」ばっかりで シグナムやヴィータは誘う直前には居なくなっている。ザフィーラに至っては匂いすら嗅いでくれない、謎だわ……。 今日作ったお弁当はいままで作った中でもかなりの自信作なのだから、誰かに食べてもらって感想を貰いたいなぁ なんて思いながら整理を終えた。そして丁度そのタイミングでドアの呼び鈴が鳴る。 入ってきた彼を見て軽く笑いながら迎える。彼は医務室の常連なのだから。 「いらっしゃい、シン君。ふふ、いらっしゃいってのも変だけれどね、 今日はどうしたのかな?」 六課で働くようになってから彼は三日と置かずにここにやって来る、前線でも無いのに生傷が絶えない子だ。 「昨日スバルと桃鉄を100年までやり切ろうってなって。50年くらいで二人とも寝ちゃったんですよ。 出勤したらスバルが昨日と同じ服だっ!ってティアナが騒いじゃって……そしたらなぜか模擬戦に参加する ことになって……俺、魔力なんて欠片も無いのにですよ?なのはさんもフェイトさんも止めるどころか私も 今日はやるなんて言い出して。はやて部隊長は「罰や」の一言で終わりですし」 模擬戦をやる羽目になった理由が心底解らないっといった風に彼がため息を付いた。 はやてちゃんの恋が叶うのはまだだいぶ先のようね、そう思っている間も彼がなにか話していた。 模擬戦でなんで俺の時だけスタンドアローンなんだとかエリオやキャロがチームを組んでくれるどころか 二人してフリードリヒで全力で逃げるやがるとか……ちょっと悲惨ね…… ちなみにティアナはなのはにロングレンジでの戦い方の研修と言ってバシバシ打ってきたらしい。 追記。スバルははやてちゃんと特別講習(広域特化の魔導師との戦い方)に変更になったみたい 治療をしながらふと彼に尋ねてみる 「シン君はどんな女の子がタイプなのかな?」 これだけ好かれているのに、誰かと付き合っているとはまったく聞かない。 まさか以前同室で親友の子と…その……そういう関係だったでは? 軍隊ではそう珍しい事では無いとも聞くし…そうよ!はやてちゃんのために聞くのよ!! 「好きなタイプですか?そうだなぁ・・・」 ふむ、っと眉間に皺を寄せて真剣に考える彼を見てちょっとからかってやろうと 「私みたいなおばさんなんかはダメよね?」 意地悪く言って見る、慌てた彼は 「そ、そんな事ないですよ!シャマル先生は綺麗ですし、落ち着いてて安心出来るし。 その…あの……」 顔を赤くして必死に言い募る彼を見て可愛いなと素直に思う。もうちょっと意地悪してみようかしら? ふふ、たまには、ねっ? 「そう?お世辞でも嬉しいわ」 「いえ!ホントにそう思ってますよ!お世辞じゃないですよ!!」 「あら、なら私とランチはどう?丁度時間だし。シャマル先生は綺麗って所を詳しく聞きたいわね」 そうよね、たまには可愛い男の子と一緒にお昼を食べるのもいいかな~なんて考える。 ついでに彼の趣味や好物なんかも聞いてはやてちゃんに教えてあげよう、どうやって知ったかは言えないなぁ ちょっと罪悪感を覚えた時に名案が閃く。そうだ!彼に私の作ったお弁当を試食して貰おう! そう提案した時、部下達がこっそり部屋から出て行ったような気がした。 この名案にウキウキしながら彼の返答を待つ 「シャマル先生が作ったんですか?でもそれじゃ先生の分が」 「いいのよ、私がいいって言ってるんだから、それに今日のは結構自信作なの 食べたら後で感想も頂戴ね」 お弁当箱を取り出して、彼に手渡しする。遠慮がちに受け取って彼が 「ありがとうございます、シャマル先生。その……女の人に弁当貰うなんて初めてで」 ちょっと赤くなりながらはにかむ彼を見て私はちょっとドキリとする。 けれどすぐにはやてちゃんの顔を思い出した。大丈夫、私は主を決して裏切ったりはしない。 浮ついた気持ちは霧散し、心の中で自分を窘める。 丁度インターホンが鳴って呼び出された。六課の優秀なヘリパイにしてエリオとシンに いかがわしい講義を聞かせる愛すべきエロ兄貴、ヴァイスからだった。(一度彼が講義で 使う予定だった教材をシグナムが押収した際中身を見たがすぐに焼却した、彼は泣いていた) なんでも備品を訓練飛行の帰りについでだからと積んで来たらしい、中身が間違って無いか 積んであるうちに確認して欲しいとのことだった。降ろしてから間違っていて積み直すのは面倒なのだろう。 「シン、そういう事だから私は行くわね。お弁当箱返す時に感想よろしくね」 「はい、了解です。んじゃ自分は行きますんで。診察ありがとうございました」 「ふふ、どういたしまして」 そう言ってヘリポートに向かって歩く。確認ついでにヴァイスが例の教材を密輸していないかもチェックしよう まった彼はいったいどこから仕入れてくるのだろう、その手の知識がほぼ皆無な私にはまったく謎だ。 まぁ知りたいとも思わないけれど。 30分程でチェック終えて積荷を確認した私は食堂に向かっていた。 (教材は確認出来なかった、ヴァイスが最後にニヤリと笑ったのは気のせいだろう) すると廊下の向こうからストレッチャーがガラガラと音を立ててやってくる。 シグナムとヴィータがなにか叫んでいるのが聞こえた 「大丈夫かっ!シン!意識を強く持て!」 「おい!おめーが死んだらはやてが悲しむんだよ!むかつくけど生きろよ!」 大急ぎで状況を聞く、なんでシンが倒れたのだろう?それも顔は真っ青で脂汗をダラダラ流し その顔は苦悶歪んでいる、意識も混濁しているようだ。 「どうしたの!?シグナム、ヴィータ、原因は解る!?!?」 「よくわかんねーんだ、午前の訓練にあぶれてシグナムと見学してたんだ」 「昼時になったので早めだが食堂に向かおうと中庭を通ったらシンが倒れていた。 何事かと思って近づいたら彼の近くに弁当箱の欠片と食材が落ちていた」 「なんか毒でも盛られたみてーなんだ、余程苦しかったのか相当暴れ回ったみてーでな 弁当箱はコナゴナで中身はぶちまけられてた」 嫌な汗がたらーりと落ちる、極力動揺を顔に出さないように努める。 確認しなければならないことがある、これだけは聞かなければいけない 「そ、それで犯人は?なにか証拠とかは?」 「いや、シンは一人で居たようだ。残念だが目撃者もいない、独断でストレッチャーを使用した。」 「それに恥ずかしいけどよ、暴れるシンを取り押さえるのに大変でさ 現場がムチャクチャになったから証拠呼べるようなモンはほとんど無いんだ かろうじて弁当箱と思うような欠片と料理らしきなにかがあっただけだ」 そう、良かったわ……じゃなくて今は彼を助けなければ!!医務室に付くと二人を部屋から出す。 解毒薬なんていらない。嘔吐剤をムリヤリ吐かせた後で胃洗浄すれば万事解決だ、なんせ心当たりは山ほどある。 付き添いたがる六課の皆を医師特権で帰らせた。聞かなければいけないことがある。 しかし目を覚ましたシンはこちらが喋る前に話し始めた 「あれ?なんで俺医務室で寝てるんです?おかしいな、模擬戦後の記憶が無いや」 人間はあまりに辛いことがあると記憶を封印するらしい、つまり私の手料理はトラウマ物だという事か。 よし、もっと練習しなければいけない!私はそう固く決意した!! 2 給料日近いある日、俺はヴァイスさんとエリオと食堂の一角で密談を交わしていた。 「二人に聞こう、軍事施設の近くには必ずある店、なんだかわかるか?」 「店?民間のですか?」 「すいません、正直解りません」 俺とエリオが聞き返す。するとヴァイスさんがニンマリと笑って教えてくれた。 「軍事施設の近くに絶対ある店、それは…キャバクラだっ!!」 「それは!おねーさんの居るお店ですか!?!?」 「綺麗系だったり可愛い系だったりブスがたまに居たりして、お酌してくれたりタバコに火を点けてくれたりする お店のことですかっ!?!?」 エリオが自分より詳しかったりすることに驚愕しつつ、ヴァイスさんに聞き返す。 「しっ!声がでかい!いいか?昔っからこういう施設の近くには安い呑み屋ってのが絶対ある。 そりゃそうだ、危険と隣り合わせで規則に縛れる職業のストレス発散には昔っから酒と女…… これしかねぇだろ?」 ヴァイスさんに怒られて、ヒソヒソと小声で会議を交わす男三人。 C・Eに居たときは戦争中だった為か、あまりそういった店に興味は無かった。だが言われてみれば 軍事基地の周りには呑み屋が多かった気がする。やはり世界は違えど男の考えることは一緒なのだろう。 社会勉強の一環として、男として、キャバクラは避けて通れない道だ!そうに違いない!! 「で、ここロングアーチといえど例外は無い。俺の綿密な実地調査の結果、この店。その名も…… ロングビーチがイチオシだっ!」 「「おぉ!!」 明らかなパクリ手前の店の名前だが、この際どうだっていい。大切なのはここがサービス、女の子のレベル、 1セットの料金、どれをとっても一番だということ。ヴァイスさんの身銭を切った実地調査の結果が全てだ。 「今度に給料日、その平日が勝負だ。給料日の週末は込んでて待たされるかもしれん、なにより女の子が 落ち着かずに席をあちこち移動するからな、それから隊舎で飯を食って胃の中になにか入れておけ、 でないと店で即効酔いが回って楽しめなくなるぞ。」 ヴァイスさんの、世間から見ればすっごいどうだっていいマメ知識。だが俺達三人には貴重な情報に 感謝しつつ、次の給料日を待った。 そして給料日、奢れと迫ってくるスバルを華麗にスルーしてこの日を迎えた。 例によって食堂の端で、三人が集まる。 「いよいよ今日だ、いいか?今日お前は大人の階段を一歩登る、言っておくぞ。 キャバクラは甘い罠だらけだ、嬢に本気になって貢ぐ奴、あくまで疑似恋愛であって その場の雰囲気を楽しむだけの奴。お前がどっちに転ぶかは俺には解らん、だが今日っ! シン、貴様は間違いなく階段を一歩登る!」 「はいっ!ヴァイスさん、俺は今日高みへと一歩近づきます!」 熱くなる俺とヴァイスさん、いや、最早さんではない。兄貴と呼ばせて貰おう。 固く手を握る俺と兄貴。そこでエリオが問いかけてくる。 「あの~僕もご一緒出来ますよね?」 エリオが不安げにヴァイス兄貴に問い掛ける、だが兄貴はちょっと悲しそうに、だけれど確固たる 決意と共にエリオに非情な決断を言い渡す。 「ダメだ、エリオ。お前を連れては行けない」 「なんでですっ!?納得行きません!!」 抗議するエリオを俺が諭す、彼を、エリオを連れて行けない理由を…… 「エリオ、お前の給料の管理は誰がしている?フェイト隊長だろ?お小遣いを一晩で 使う遊びなんてそうそう無い、問い詰められた時に最後までしらばっくれることが出来るか?」 「僕を侮らないで下さい!!」 そうだ、俺もお前がそんなヤワだとは思って無い。 声を荒げるエリオに俺は、言いたく無い言葉を吐く。本当は同志にこんな事を言いたくは無い。 けれど、伝えねば為らない。横ではヴァイスさんが苦虫を噛んだような顔をしていた 「そうだ、エリオ。俺は、俺達はお前がゲロするなんて思って無い。同志だからな」 「だったらなんで!!」 「……年齢だよ、エリオ。お前を連れて行ったら店には入れない」 「っ!!」 絶句するエリオ、その表情を見て俺は悲しくなる。けれどどうしようも無い、彼の見た目では どう足掻いても年齢確認の前に門前払いだ。(ちなみに俺はC・Eでは成人の為、こちらでも無理矢理 成人登録が成されている)落ち込むエリオにヴァイスさんが、メモリースティックを彼の前に置いた。 「すまんな、連れて行けないお前にしてやれるのは、俺にはこれだけだ」 「これは、なんですか?」 「俺のエロフォルダが火を吹いた結果が入ってる。俺には……これしかしてやれないんだ」 うつむくエリオ、だが顔を上げて言葉を紡ぐ。なにかに耐えるようにしながら。 「ありがとうございます、そうですね、仕方……無いです」 「「すまん」」 俺はこの時誓った。エリオ、お前が成長して成人になった時、俺が奢ってやると。 いま俺は、ヴァイスさんと店の中に居る。楽しく過ごせるはずの店内で俺は油汗を流している。 なぜだ?どうしてだ?なんでこんなにも死を近くに感じなければならない? 思い返してみよう、エリオの見送りの元、俺達は店に着いた。 財布の中身を確認した後で、扉の向こうを想像しながら胸を高まらせた。 そして扉を開いたその瞬間、出迎えたのは 「いらっしゃいませ、ロングビーチへようこそ。私、ボーイの代わりを勤めますシグニャムといいます」 おい、シグニャムってなんだよ?こら?偽名にしたってもうちょっとなんかあるだろ?馬鹿にしんてんのかこら? そんな事はお構いなしに、固い顔で、刺すような視線でシグナムさんが扉を閉めた。バタン…… 固まる俺達の後ろでは唯一の脱出口が閉まる。その音が俺には判事が叩く死刑宣告の ハンマーのように聞こえた。 ふらふらと席に一人で席に着いた。あれ?ヴァイスさんは?入り口から席に着くわずかな間に兄貴は 姿を消していた。そして聞き慣れた声が聞こえ、隣に座った人を見て、俺は…… 「今晩は~、はやみです。今日はよろしゅうね~」 左隣に、どう見てもはやて隊長が座る。ドレスが綺麗だな~あははははは 「どちらからいらっしゃったんですか?あぁ、私フェイト・キャサリンです、よろしくね♪」 右隣にフェイト隊長が座る、だからそのバレバレな偽名はなんだおい! 「やっぱり管理局の人ですか?蘭星っていいます」 正面に座るティアナを確認した、最早なにも言うまい。だがせめてもの反撃を繰り出す。 「隊長達、ティアナ、なにしてんですか?アルバイトだとしてもバレたら問題になりますよ?」 俺の反撃に彼女達はなんなく返してきた。 「ん?隊長って誰のことや?これは管理局の内部情報漏洩の犯人捜査の一環とちゃうで?」 「そうそう、この店が取引の場かもしれないなんてでっち上げて、潜入捜査なんて名目じゃ無いよ♪」 「そうだよ、シン達が食堂の端でコソコソ話していた内容を偶然聞いてなんか無いよ」 やけに説明じみたセリフのおかげで全てを察した。そうか、俺はまったくの道化だ。 視界の隅にシグナムさんがボロボロになったヴァイスさんを引き摺ってカウンターの裏に消えたのを見たとき 俺も覚悟を決めた。あっ!シャマル先生のバーテン姿っていいな。 ヴィータ副隊長は外見的にこの任務からは外されたのだろう。薄暗い店内の端には 用心棒にように人バージョンのザフィーラさんがいて、哀れむように俺を見ていた。 「で、お客様?私、咽喉が湧いたから注文してえぇ?答えは聞かんけど」 「私は小腹が空いたから、フルーツ盛り合わせね♪」 「すいませ~ん、ドンペリと盛り合わせお願いしま~す、ついでにシーバスリーガルをボトルで~」 とんでもない高額な物を注文しようとした三人に、俺は拒否という最後の抵抗を試みる。 だが注文を取りに来た人物を見て、俺はそれが無駄な事だと知った。 「は~い、テーブルのお客様がドンペリとシーバスと盛り合わせなの~。追加で私が指名に入りま~す」 はははははははは、この人まで居たのか。おい、上層部。ティアナはともかく隊長格4人が 潜入捜査っておかしいだろ!作戦許可出したの誰だよ!クロノ提督か!あの野郎かっ!! 「今夜楽しんでいってな、たとえ今月の給料が無くなったとしても」 「シンの奢りで呑めるなんて最高ね♪」 「こんな可愛い子4人に囲まれるなんてシンも幸せね」 「機密漏洩の捜査も今日で終わりなの、杞憂に終わって良かったね、シン」 俺はただ、キャバクラって奴を体験してみたかっただけなんだ。本当にそれだけなんだ。 けれどいま俺は、テーブルに並ぶ色とりどりのボトルと盛り合わせを見ながら、次の給料日までの間 極貧生活を覚悟した。今日は記憶が無くなるまで呑んでやると決意して…… 追記。エリオはヴァイスさんの下心が詰まったメモリを再生しようとした所を、キャロに見つかって 「ふ、不潔よ!エリオ君!!」っとメモリごとフリードリヒに焼かれたようだ。後日、 お金を貯めて自分用のノートPCを絶対買う!っとまったく懲りていない様子だった。 3 あの後で店はすぐに出た。あのお店ではなんだか……落ち着かないので、結局店側に作戦の終了を 伝えて後にすることにした。事後処理はシグナム達が買って出てくれた。そして 「私達は気にするな、たまには5人みんなで羽を伸ばして来い。勿論シンの奢りでな」とまで言ってくれた。 近くの居酒屋さんに移動して、5人で大騒ぎして店を追い出された。 ちょっと羽目を外し過ぎたけれど、とても楽しかった。こんなに大騒ぎをしたのはいつ以来だろうか。 改めて彼女達は恋敵であるけれど、大切な友達と部下なのだと思い出させてくれた夜だった。 そして今は私は、酔い潰れたシンを背中に背負って隊舎へとゆっくり歩いている。 酔い潰れたはやてとなのは、ティアナの三人は追い付いたザフィーラ達が背負って隊舎へと戻って行き、 潰れていなかった私は、シンを送って行くと強行に主張してわがままを通した。 たまには、ねっ? 背中に彼の熱い体温を感じる、私の心臓はいつもより多少早めに、そしていつもより強く、鼓動する。 最初は自棄酒だった彼も、途中からは笑ったりグチったりで楽しそうだった。 「俺はシスコンじゃ無い!」と叫ぶシンに「嘘((よっ!))(なの!)(やっ!)]」の一斉ツッコミは可笑しかった。 ふふっと小さく笑った後、後ろの彼に向かって、聞こえていないと解っていながら呟く。 「こっちで世界でも、シンの友達は居るよ」 物思いに耽っていると隊舎のすぐ近くに来ていた。軽い寂しさと覚えると、背中の彼からの呟きが聞こえた。 「んぁ……金髪……レイか?それともステラ?んにゃ……」 あぁ、出会った頃の彼も私の髪を見て、同じ名前を呟いたっけ・・・ まだ彼の心の奥底は、あの頃のままなのだろうか。 私の物思いは過去へと遡って行く。 彼が、シンが六課に配属になった時に思ったのは、疑問だった。 なぜ魔力など欠片も無い彼が、魔導師でもない彼が六課なのか? それも課長補佐。考えられない人事。まぁ六課自体ははやてが強引に作った部隊だけど。 執務官になって解った。私の周りは、私を含んでかなりの規格外が揃っている。 カリム等の後ろ盾があったとはいえ完成された組織、それも時空管理局という巨大な組織で。 若干19歳、そしてたった10年しか勤めていないはやてが一部隊を設立し、運用するなどありえない。 様々な裏技と腹芸、本音と建前が飛び交ったのだろう。はやては優秀だ、善くも悪くも。 だからこそ疑問だった。なぜ彼が六課なのか?それが知りたくて、彼の過去を調査した。 そして、私は知る。レポートの上で語られる彼のスペック。 訓練生時代の成績、特に近接戦闘における格闘能力とナイフ技術、そしてMSという私の知らない 圧倒的な殺傷力を持った兵器のエース。つまりは彼は殺しのプロ、彼のエースの称号は、なのはと違い 殺戮と血の証だ。 そこまで読んで、一息入れる。なるほど、彼は優秀だ。でもそれは質量兵器全盛の世界、そして殺すことを 厭わない戦争においてだ。管理局、非殺傷設定、なにより魔力。彼の六課入りを拒否する材料には事欠かない。 私はレポートを読み進める、彼の経歴と過去を知るために。 コーディネイター、遺伝子を調整された不自然な人類。戦争という理不尽に奪われた、家族の死。 おそらく彼は、力を求めて軍に入ったのだろう。失わない為に。 エクステンデッド、不自然に強化された、命を無視された兵隊。 吐き気がする。遺伝子調整も、そしてそれに対するテロリズムも、狂気の果ての強化人間も。 平和を望むが故に戦いをする。執務官として様々な世界を見聞きしてきた今は、理解出来なくは無いけれど。 いまだに、納得出来ない。平和の為に銃を取る、それを感情で否定する私は、根っこの部分では甘ちゃんの平和主義者なのだろう。 でも、だからこそ。だからこそ私は、私の想いのために、強い平和主義者でいようとも思っている。 ステラ、エクステンデット。彼が一瞬、心を通わせた敵軍の少女。けれど運命は残酷で、彼はまたも大事な人を 自身の目の前で亡くす。彼を圧倒する力によって。 信頼すべきの上司の裏切りと、戦友の死。そして軍の敗北。彼は三度亡くした。 私は彼と同室の親友について、わずかに記載された事実に驚愕した。 ……クローン人間。私と同じ、いや、私と同じ金髪のこの子は、不完全ゆえに、短命。 大まかな彼の経歴を知り、私はすぐに彼と直接会う事を決めた。 六課入りの理由を知る前に、彼に会いたいと思った。こんな悲惨な過去を持ち、クローンを親友と読んだ彼に。 退院した彼は相部屋では無く、急遽使用していなかった小さな空き部屋を個室として与えられていた。 改装はまだで、簡単な鍵とインターホン。そして簡素なベットだけが運び込まれているはず。 「こんな時間になんの用ですか?フェイト執務官殿?」 まるで睨むかのような視線と、噛み付くような彼の物言いに、ちょっとむっとしたが我慢する。 部屋に入り、私は椅子に腰掛けた。たったままの彼にも着席を促す。しばらくの沈黙。 私は意を決して、彼に話しかけた。 「君の、シンの経歴を読んだんだ」 彼の顔に影が差した。私から逸らした目は、私はおろか現在すら見ていない。 その瞳は過ぎ去った過去と、零れ落ちてしまった命をだけを見ていた。 後悔と自責と自嘲をで、哀しい程までに赤い瞳は澄んでいる。 あぁ、これが彼の六課入りの理由か。不思議な直感と確信、そして同情と、憐憫と、助けてあげたいという想いが 私の心に刻まれた。 「無様な過去でしょう?負け続けた過去を笑って下さいよ」 そうしてくれなければ、自分は壊れてしまいますから。 最後にそう言っているように思えた。壊れかけのガラスよりも、今の彼は壊れやすい。 私は想いのままに言葉を続ける。 「笑ったりなんか……出来ないよ。君の過去を否定なんか出来ない。 同情の言葉も掛けられない、それはきっと、君を壊してしまうから」 言ってから思う。言葉を吐き出してから思う。 情けない!なんと情けないことしか言えないなのだろう。これほど魔力を持ち、若輩ながらエリートととして、 執務官を拝命していながら!!この少年にかけたのはこんな意味の無い一言!! 「だったら何しに来たんです?その金髪を見ていると気分が滅入るんです、用が無いなら退室して頂けると嬉しいのですが」 斬りつけるような声音、髪の色を言われて思い出した。彼の親友は、私と似て非なるクローンの彼は、黄金色の金髪で。 彼の心を通わせた少女も金髪だった。そして私の髪も、黄金色。 元々大した用事があって、訪れた訳では無い。ただ彼に会って見たいと衝動的に来ただけだった。 でも今はこれから話す事実を、彼に伝える為に来たのだと思う。 「あの、私も……レイ君と同じクローンなんだ」 目をこれでもかと見開いた後、苦渋に歪んだ顔をする彼に、私は続ける。 私は短命じゃない、私は天寿をまっとう出来ると。 私は酷い女だ。今にも壊れそうな彼にこんな事を言うのだから。 私の言葉は彼を、亡くしてしまった親友を思い出させている。かさぶたを剥いで、血を流させている。 けれど言ってしまった言葉は帰らない。そして、あまりにも我が儘だが思ってしまった。 私という人間をどう見てくれるか?クローンである私を彼を受け入れてくれるのだろうか? 「なんで……そんなこと、……俺に言うんだよ。なんでだよ?自分はクローンだなんて…… しかも、レイとは違うなんて……」 あぁ、やっぱりは私は残酷な女だ。壊れそうな彼の心に、さらなる衝撃を与えているのだから。 そんな自分勝手な自分を受け入れて欲しいと思っているのだから。 只の人として、そして彼の親友のように、私を想って欲しいと願っているのだから。 「そんな……でも、やっぱり俺は…」 すでに敬語では無くなっているが気にならなかった。そんなものは最初から気にしていないのだから。 躊躇したのか、彼が言葉を言いずらそうに区切る。祈るように言葉を待つ。 「クローンでも、あんたがクローンで……不完全じゃなくても……それでも。 やっぱり俺はあんたを、人間だと思います。あんたを否定したら、レイを否定することになる……」 安堵する私の心、そんな醜い私を私は責める。彼はそんな私を見て、言葉を続ける。 「それに、あんたの金髪見てると、思い出すんだ。……ステラのことも。 約束を守れなかった、ステラの事を。でもいつか!あんたを見て、ステラじゃなくてあんたを。 フェイト……隊長を、そのまま隊長を見れたらって。思います……」 悲しいのか、恥ずかしいのか、よく解らない表情で。最後のほうはほとんど呟くように。 でも確かに私に聞こえた、私に届いた。 今は私を見て、私の後ろに親友と、大切な彼女を見ていると。 だけれどいつか、私を私として。フェイト・T・ハラオウンを見てくれると!! なんだろう?この気持ちは?クローンである私を受け入れてくれた喜び、それは確かにある。 けれど今この胸にある想いは?私の後ろに今は過去見ているという彼、それに対する哀しみと 私の後ろに居る、彼と彼女に対する僅かな嫉妬。 早く彼を哀しみから、救ってあげたいという想いと。そうする事で私を私として見て欲しいという想い。 彼の澄んだ目を、壊れそうな赤い瞳に射すくめられて。私は彼に、この瞬間、恋をした。 「んが、へっぶし!!むにゃ……」 背中で盛大にくしゃみが聞こえた。髪の毛が鼻に入ったのかな? 私は過去から現在へと戻って来る。背中の彼がモゾモゾと動いて、さっきまで頬は背中にだったのに、 肩に顔を乗せている。呼吸が耳元を流れて、首筋を伝う。体がゾクっ!と反応する。 誰にだって、不意に首筋に息を吹きかけられれば、同じ反応をする。でも今は、それだけじゃなかった気がする。 はは、こんな生理反応すらも、曲解するのだから恋は怖くて、甘美だ。 むにゃむにゃと呟く彼が、まだこの金髪を見て、過去を呟くのはまだ彼が私の後ろに、過去を見ているからなのだろう。 そう思うと哀しくて、切なくて、やり切れなくて…… 「ん、また金髪……フェイトか。あったかくて気持ちいいな……」 え?今、なんて? 確かに聞こえたけれど!けれどもう一度言って欲しい! この髪の色を見て、彼は。シンは、フェイトって……呟いてくれた。 嬉しい!いつもの仏頂面で「フェイト隊長」と呼ぶのではなく、フェイトって…… 顔がほころぶ、ついにやけてしまう。体がふにゃふにゃと弛緩する。 けれどはやてを彼が、勤務時間外は呼び捨てで呼び、キスの一歩手前まで行ったのは知っている。 (なんせ妨害したのだから、結果彼は嫉妬したヴィータのギガント・シュラーク直撃を受けた。) 追記。数日入院しただけで蘇ってきた。 えぇい!ザフトのエースは化け物かっ!! ヴィータ談 いま彼は私の背中で眠っている。なのはが過去を思い出して泣き崩れた時、一緒に居て、一緒に眠ったのも知っている。 (次の日、事の発覚後、食堂で一戦やらかした) 追記。私の斬撃を軽く避して、アクセルシューターの直撃を意に介さず、ティアナの近距離弾幕を全て回避した。 ザフトのエースは伊達じゃない!! byシン 私だって…… そこまで考えて背中に、彼を背負って無い事に気づいた。思わず彼を落としてしまった! 酔い潰れていたのだ、まともに受身など取れるはずも無く、地面に後頭部を打ち付けた彼は目を回している。 しまった!と思うと同時に、私は閃いた!! 私の部屋の鍵を壊れた事にして、シンの部屋で一緒に寝ればいいんじゃね? そう考えた時、私の心臓は破けそうなくらい早鐘を打ち鳴らした。 二つ名の通りは私は電光石火での勢いで、バックからキーを取り出し地面に叩きつけて、踏みつけた。 ドガッ!!あっけないほど簡単にキーは壊れる、勢い余って地面に足が軽くめり込んでいる。 隊舎について彼の部屋へ、キーは背負い直す時に抜いて置いた。ロックを解除。 シングルベットを確認、彼を降ろして、泥が付いた服を脱がす。 服の下からよく鍛えられた筋肉と、少年らしい滑らかな肌が目に入って来た。 着替えさせるだけよ、そう、本当にそれだけ!妙に心臓が煩いのも気のせい! し、しし下着も……その、いやダメだ。恥ずかしすぎる…… 自分の服も脱ぎ捨てる。背中と肩の部分は彼がだらしなく寝ていたおかげで、よだれが付いているのだから仕方ない そうよ、仕方ないのよ、やましい気持ちはこれっぽっちも無い! 彼は目覚めていないけれど、見られているような気がして恥ずかしい。彼のTシャツが椅子に掛けられているのを発見。 いそいそと着込んで、私はニヤニヤしてしまった。 傍から見れば私は変質者だろう。半裸で顔は真っ赤、ちょっと危ない感じでニヤついているのだ。 けれど仕方ない、これは正しい反応だ。 ちょっと狭いシングルベットで、彼と一緒に眠る。ほとんど彼と密着している、布団の中で呼吸を感じた。 ちょっと卑怯かも知れないけれど、今私は彼と、同じベットで寝ている。 無防備に顔を弛緩させている寝顔が、すぐ目の前にある。寝言でもいいから私を呼んでくれないかな? ドキドキして寝れないかと思ったけれど、そんな事を考えていたら、いつしか私も眠りに落ちていった。 次に日の朝 「頭いてぇ……いつ帰ってきたんだろ?覚えてないや……ん?誰だ…ろ、ってフェイトたいちょぉぉぉぉぉぉ!!」 なんだこの状況?さっぱり解らない?なぜ?どうして?まさか…俺、その、アウト? いや待て!俺にはそんな記憶は無いぞ、うん、無い。セーフだ。 本当に?昨夜は浴びるほど呑んだ。酔った勢いでって事も無いとは言い切れない…… この頭痛は決して二日酔いのだけじゃない。とりあえず彼女を起こして事情を。 ってなんで俺のTシャツ着てんの!下着見えてるじゃん!!鼻血が…じゃなくてアウト!?!? 昼過ぎに六課に戻って来ると、いきなりバインドされロビーに転がされて、囲まれた。 フェイト隊長が起きて、昨夜の事情を皆に話したらしい。(自分の鍵を故意に破壊した事は彼女のみ知る) あぁ、俺、セーフだったんだ…… 「でも六課を騒がした罰や、次の給料は50%カットや」 「私の心を傷つけたお詫びに、どっか奢ってね。一回と云わずに何度でも♪拒否したら、解ってるよね?」 「シン、いまから自主訓練付き合ってね?大丈夫、ただの的でいいから」 酒は飲んでも飲まれるな、正に金言だな。次からは気を付けよう、もっとも次があればだけど…… おまけ 寝る前編 「はっ恥ずかしいけど、ふ、ふふふ二人共…はだ…裸で……ぶっ!」 「ダメだわ、そんな事したら出血多量で死んでしまう」 おまけ 目が覚めてから編 「皆して勘違いしてるみたい、けどこのままなら都合がいいかな♪」 「もうちょっとこのままでもいいかも……」 「でもやっぱり、誤解じゃなくて…ちゃんとシンに好きになって貰わなきゃ…ダメだよね 皆に説明して来ようかな、勿体無いけど。はやてとなのは怒るだろうな、でもあの二人には言われたくないし。 バルディッシュ、戦闘待機ね。相手は六課よ」 隣でうんうんと煩い、目が覚めて青い顔をした彼と目が合う。 聞きずらそうに彼が問い掛けてきた。 「あの、フェイト隊長?その…俺……セーフ?アウト?」 寝起きのだからだろうか、質問の意味がよく解らない。だから思いついた言葉を言った。 「(寝心地が)よかったよ、シン」 そうですか…アウトですか……それならちゃんと記憶して置きたかった……じゃなくて! やっぱり責任取らなきゃな、酔った勢いとはいえアウトなのだから。 結婚かぁ、まさかこの歳で結婚するとは思わなかったなぁ。やっぱり共働きじゃなくてフェイト隊長には 家庭に入って欲しいな、俺の稼ぎだけじゃ不安だろうけど、やっぱり男として頑張ろう。 子供は何人くらいがいいかな、そーいやキャロとエリオの親父にもなるのか。やっぱり庭付きの家がいいかなぁ あっ!職場にはなんて話そう。扶養手当でんのかな。 なにか盛大に勘違いしているみたい。一瞬顔が引きつった後で、ブツブツとなにか呟いているし。 責任がどうとか専業主婦がなんとかかんとか…… まぁいいや、とにかく今は寝ていたい。もうちょっとだけ、彼と一緒に。 そして私の眠そうな視線に気づいた彼は、決意の表情で話し始めると同時に、スバルがヴィヴィオを連れて 勢い良く入ってきた 「フェイト隊長、俺!頑張りますから!!」 「おっはよ~!シン、朝だぞ、おき……ろぉ~」 「シンパパ~朝のお散歩行こう~」 スバル、なんて間の悪い子… 床に置かれた、二人の服。同じベットでパンツ一枚の俺と下着とTシャツだけの隊長…… ははははは、もうね、なんかね、あれだよね?いや、あれって意味わかんないけどさ。もうちょっとこう。 心構えとかさ、皆に伝えるのに準備ってのあるじゃん? スバルはヴィヴィオに見ちゃダメ!なんてやってるし。おいおい、廊下で大声出すなよ。しかも宣伝してるし…… フェイトさんは?あぁ寝てるね。もういいや この事は昼前には六課全員の知ることになり、はやて隊長からはボコられ、なのはさんからボコられ、医務室行ったらシャマル先生は居留守だし。 ザフィーラの噛み付き攻撃から逃げ回ってたら、ティアナから打たれるし…… ヴァイスさんは昨夜シグナム副隊長にボコられていない。エリオとキャロは目に涙を浮かべて、熱い握手と祝福された。 シグナム副隊長とヴィータ副隊長から逃げる俺を助けてくれたのは、クロノ提督だった。そしてリンディ総務統括官の前にそのまま連れて行かれて 「「泣かしたら殺すから」」という大変ありがたい言葉を直々に賜り、冷や汗が止まらないし……
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「春だな~」 「春ですね~」 縁の下でお茶を飲むお爺ちゃんのように、シンとエリオはのほほんとしたやり取りをする。 今二人は六課の基地の外、芝生に仲良く腰を下ろし空を見上げている。 それぞれ手にはペットボトルのお茶。 二人の間には花見用の三色団子が置かれており、既に幾つかは串だけになっている。 「いい天気だなぁ~」 「いい天気ですね~」 ほわっとした笑みを浮かべながら言うシンに対して、同じくほわっとした笑みで答えるエリオ。 その姿は正に兄弟といった感じである。 二人は温かさを帯びた風を心地良く感じながらそれぞれ団子を口にする。 むちぃっと弾力のある団子が串から剥がれ、優しい甘さが口に広がるのか、二人は頬を緩める。 「団子が美味いなぁ」 「僕このピンク色の団子が好きなんですよ」 「にひひひひ~」 「な、何ですか?」 「いやぁ~キャロと同じ髪の色だなぁ~~って思ってな♪」 「シ、シンさん////////!!」 顔を真っ赤にして慌てふためくエリオを楽しげに見つつ、シンは一口お茶を口にする。 微笑ましいやり取りが春の日差しに映える。 美少年同士のやり取りは基本的に春夏秋冬問わずによいものだ。 美少女同士はよく知らない。 そんな目の保養…もとい、作者の趣味…でもなくて、穏やかな微笑ましいやり取りに忍び寄る影があった。 「おおッ!!恋ばなスメルキャッチ!!」 「「うわッ」」 驚き振り向いた二人の視線の先にはにんまりとした笑みの怪しい人物……ではなくて、不審人物Vこと我らが兄貴ヴァイスである。 断っておくがVはヴァイスのVであって、V作戦のVではないのであしからず。 「何だ何だ青少年ズ!!お兄さんを放っておいて恋ばなとはいかんぞ」 シンとエリオが同時に同じ表情をする。 言葉にすると「うわ~」というものである。 厄介な人が来ちゃったよオイというものだ。 そんな事にも構わず、ヴァイスはむんずと団子を掴むと一度に三つ纏めて口にする。 「ああ…」とシンとエリオは溜息を吐く。 記さなかったが、その団子は行列の出来るお店で買ったものである。 そこをシンとエリオがオバサン、OLのお姉様方、奥様達相手に若さとビジュアルを武器に……まぁ色仕掛けでゲットした団子である。 それを無造作に食べられてはシンもエリオも「ああ…」と溜息を吐かざるを得ない。 「まったく経験豊富なお兄さんに相談しろっての」 碌な経験をしてなさそうだなぁとはエリオ。 爛れた経験しかなさそうだなぁとはシン。 ヴァイスは胡坐をかくと、シンとエリオを見る。 「いいか、小僧共!!女の子は待った無しの早撃ちと一緒だぜ?」 「早撃ち……?」 シンが怪訝な顔をする。 「おうよ、スバルもティアナも勿論、キャロだって今はまだ子どもだからって安心してると掻っ攫われる!!」 「いや、でもキャロは……」 エリオが何か言おうとするが、ヴァイスは止まらない。 「甘い!!キャロくらいの年齢でも大丈夫な奴、っていうか寧ろキャロくらいの年齢がいい!!という奴なんぞごまんといる!!」 「「それってロリ…」」 既にシンとエリオはどん引きである。 「そして、スバル!!あの我が侭バディ!!そしてティアナ!!あのツンデレツインテール!!あのハイスペックさ!!」 「ハイスペック……て……」 「シンさんもツンデレですよね……」 ヴァイスはギュッと握り拳を作りながら、さながらどこぞの総帥の如く続ける。 「あのピーキーなスペックを果たして誰が放っておくだろうか!!誰も放っておくまい!!尻込みする野郎は●●●野郎だ!!」 ちなみにそのどこぞの総帥は最後は萌えない妹に頭を撃ち抜かれている。 「百合っぷる?ノン!!シン!!あえて言おう!!二股かけちゃいなよYOU!!」 最低である。 しかし真理である。 シンは静かに溜息を吐く。 そっとヴァイスの後ろに回りこむとまるで腕を組むように絡める。 「オイオイ、シン。スキンシップにしちゃあいささか熱心すぎるぜ?女性サービスか?」 ヴァイスはカワイイ弟分がじゃれついてきた事に照れ臭そうに笑う。 シンはにっこりと可愛らしく、そりゃあもう可愛らしく笑うと、そっと両手をヴァイスの首の後ろで組む。 「そぉい!!」 綺麗な弧を描いた。 瞬間エリオはそう思った。 シンの描いた弧と共に、ヴァイスの身体はくるんと回転し、脳天から芝生の上にしたたかに叩き付けられた。 そりゃあもう鮮やかな弧を描いて。 「ああ~シン君~~バックドロップだ~プロレスごっこ?」 三人の男性陣の空間に華やかな少女の声が差し込む。 声はスバルのものであった。 スバルだけではなく、ティアナ、キャロもいる。 キャロは目を丸くし、ティアナは騒ぐスバルを呆れたように横目に見ている。 「馬鹿スバル。シンの組んでる手をよく見なさい。あれはフルネルソンよ」 流石にティアナはノア信者だ。 すぐさまスバルの誤りを訂正する。 そんな天然元気娘とツンデレツインテールを前に、全盛期の小橋もかくもやと言わんばかりのフルネルソンを決めたシンはそっと微笑む。 その透き通った笑みに、ティアナとスバルは頬を赤くする。 「そうだ、今日は天気も良いし、どっか行くか」 「え、ええ/////ッ」 「いいの~?」 ティアナは慌てふためき、スバルは素直に喜ぶ。 「ああ、臨時収入(ヴァイスの財布)も入ったしな」 「だったらゲームセンター行こう!!滅拳の新しい台が入ったんだ~こんどはシン君の白熊に勝つよ?」 「ちょ、スバル!!アンタはこの前シンと出かけたでしょ!!今度は私の番なんだから!!」 「ぶ~ぶ~!!シン君の独占反対~~!!シン君はティアだけのものじゃないんだよ~~」 「わ、私だけのものッ!?わたしのシン……ってば、馬鹿!!あ、ああ、当たり前じゃない////////!!」 華やかなやり取りをする二人の少女を前に、シンの脳裏に先程の総帥の言葉が甦る。 『あのピーキーなスペックを果たして誰が放っておくだろうか!!誰も放っておくまい!!』 エコーを伴って、響く言葉に、シンはムッとなる。 二人を狙っている男の存在がいるというのが気に食わなかった。 それが果たして単純な友人としての独占欲なのか、それとも…… シンは振り切るように、ティアナとスバルに近付く。 「いいよ、二人に付き合うからよ。もう二人の好きにしろって」 「「私達の好きに/////////」」 シンは聞き様によってはかなりチェックメイトなセリフを吐く。 本人はイタズラっぽく言ったつもりだろうが、言われた二人は脳内にインプットする。 何と羨ましいセリフを……もとい、誤解を招くセリフを言われた二人は顔を真っ赤にしながらも幸せそうに笑う。 シンとティアナ、そしてスバルの三人は何処に遊びに行くか話しながら去っていった。 当然総帥閣下はそのままである。 去っていくシンの背中と、ずしゃりと夢枕獏的な描写で崩れ落ちている総帥を見比べながらエリオは先程の鮮やかな弧を思い出す。 そして、先程のシンのタラシぶり。 そっとキャロを見ると、崩れ落ちたヴァイスをぼうっと見つめている。 「ねぇキャロ」 「何?エリオ君?」 「やっぱり男は強くなきゃいけないのかなぁ」 「え?」 「シンさんみたいにフルネルソンくらい出来なきゃやっぱり頼りないと思う?」 まともな判断能力を著しく欠いたエリオの言葉に、キャロは聖母の様に優しく微笑むと首を振る。 そんな強さなんか必要ないよ、そう言うのだろうかとエリオはキャロの微笑みに見惚れながらも思う。 「私は蝶野ファンだから」 「893キック!?」 キャロは親日派だったようだ。 濃い女性陣に囲まれているシンと我が身を改めて思いながら、エリオはたまらない不条理に身を震わせた。 ツンつん×デレでれ 12話へ進む 一覧へ
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「もう逃げられないわよ!レオン!!!」 とうとうプリアラに追い込まれてしまったレオン。 レオンはこの危機を乗り越えられるのか!? 次回「レオン VS プリアラ 直接対決!」 来週のこの時間は 「ヴァイスと学ぶ地球環境」をお送りします。 「ままま…待ってくださいプリアラ!」 慌てるレオン。それもその筈だ。彼はプリアラに追い詰められてしまったのだから。すべての始まりはひとつのクリームパン。ヴァイスが恐れをなして手を出さずにいたプリアラのクリームパンをレオンが食べてしまい、それに激怒したということである。 「待たない。許さないわ。」 「いぃぃい?!ちょ…!ヴァイス、ヴァイスどこにいるのオォォォ?!」 「で、地球温暖化っつーのはぁ、平たく言うと地球がグリーンハウスにいれられてるみたいなカンジなわけ。何がグリーンハウスにしてるかっつぅと、温室効果ガスっていうやつでー」 「だああああああ!本気でこの人地球環境説明しちゃってるよ!誰か、この人たち止めてあげてくださああああああい!!」 「ごちゃごちゃ言ってないで覚悟をきめなさいッ!」
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このページはこちらに移転しました こいのりすか☆ 作詞/167スレ24 並大抵のことじゃないくらいわかってんだろ すぐに飛び付いてこいよ 一番高いとこからまっさかまにsky dive蒼にそまりに行こうぜ まだらな気持ちが明日を不安にする 1人がいいならそういってくれよ 今すぐ消えるからさ リストカット! 赤い水しぶきをあげて君を真っ赤にそめる リストカット! この思い左手首に刻みつけよう 俺の人生とともに
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63214 C(ゲージ150%) 通称デカリング? EXイカリングを一発のみ出す 確か8HIT HITorガード中にワルクが行動可能 HIT時は横吹っ飛び 壁バウンド時の受身不能時間は短め 421系 後ろヴァイス Aはその場に出現 B,Cと下がる距離が増える 終わり際を623各種でキャンセル可能 消えてる間しか無敵が無い 空中214系 空中ヴァイス 距離に関しては地上ヴァイスと同じ? Cは後ろへ